歩き遍路日記まとめ
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JR高松駅に戻ってきました。7.5時間ぐらいぶり。
さて、お楽しみのプチ打ち上げです。
お店はこの場で決めます。わたしたちを置いて、隊長がひとっ走りしてくれました。
打ち上げから参加の大学生を交えて乾杯です。みんなのさわやか&おいしそうな顔が最高。
大学生に、デジカメの画像を見せながらきょうの旅を説明します。自動販売機の前でなんどか立ち止まる話もしました(写真はないけど)。
「意味がわからん」と茶化し笑い合います。
わたしはほんとは意味を知っています。
遅れた者をさりげなく待つため。
わたしたちが茶化して話していても、隊長はじめ隊員のみんなは、
「そうじゃないよ、遅れてるあんたを待つためだよ」
のことばは最後まで言いませんでした。武士並みの潔さです。
横断歩道で信号ひとつ待ってくれたときも、わたしに気兼ねをさせないように、大丈夫? とかのことばはいっさいありません。普通に別の話を続けながら、わたしが横断を終えたのを見て、追いつくまでに歩きを再開です。そもそも、歩くペースを合わせてくれようとはしません。合わせてもらったらこちらが恐縮するし、参加したことを後悔する。隊長をはじめ、みなさんの大きな思いやりの気持ちと受け取りました。
わたしの遍路には信心はありません。参拝も賽銭も納経もしません。邪道なのでしょう、きっと。自分なりの意味合いでの遍路です。
はじめての経験、たった3か寺回っただけ、距離にして15〜17kmといったところ。でも、それが信心とつながるのかどうかはわかりませんが、人間や人生の深淵を垣間見、考え、自然の摂理に想いを馳せ、多くの気づきを得た貴重な体験でした。
(たんに足の痛みと戦っただけなのを誇張して表現してみました。JARO違反的)
プチ宴会がお開きとなり、バスターミナルへ歩いてみると、ショッピング・レインボー循環バスの終バスに間に合いました。
楽しかった遠足が終わりました。
隊長はこれが最後の遍路(結願でしょうか?)らしいですが、隊長〜、もう一度回りましょうよ。あと85か寺、歩き遍路したいです。ひとりじゃぜったい無理(わたしの場合)。
でも、ひとりじゃないんですよね。
同行二人かあ。遍路は奥深いです。
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