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歩き遍路日記まとめ
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前夜は少し早めの27時過ぎに床に着くと、すぐに深い眠りに落ちました。睡眠不足が累積していました。

朝8時、いつもなら遠くに置いて寝るアラームが耳元で鳴り、飛び起きます。
空は明るく、まずまずいい天気です。少なくとも、豪雨や木枯らしではなかったものの、もし悪天候だったらという仮定をまったく立てていなかったことに気づきます。このあたり、一参加者としてのんきでいられます。主催者だったら、あらゆる準備をしたり、参加者への連絡等でたいへんでしょう。

家から路線バスで集合場所のJR高松駅まで行きます。駅近くの信号待ちで、横断歩道を渡る本日の同行者U氏を発見。駅ロビーにいるとほどなく4人のメンツが集合しました。途中駅で2人合流します。

某マドンナはドタキャンと隊長から発表があり、紅一点決定です。はい、紅一点です。あ、あとひとり男性がいたら七福神的構成(あくまで男女比構成というてんで)だったのにー。

隊長から本日のプログラムを渡されます。地図にマーカーで印がついています。地理的には、車や電車で何度も通ったことのある区域ですので、どのくらいの距離かはだいたいわかっています。けっこうありますよ。

JR高松駅出発

発車までまで少し時間がありますが、早めにホームに出ます。さっそく、うどん食おうかとか言い出す隊長。
えー、予定表にはうどん店3件入ってますよ。それプラスですか?
でもたしかに駅のホームで食べるうどんというシチュエーションにはそそられます。

隊長につっこみを入れたと思ったら、猛者U氏がきょう食べるうどんの玉数を、基本数2玉で計算しているので、こちらにもつっこみを入れ、午前中なのにハイテンションぎみのわたしなのでありました。(いつもは午前中死んでいます)

さて、JR予讃線で多度津駅へ向かいます。4人席を陣取ると、飴ちゃんを配り、さらに遠足気分を演出するおちゃめなメンバー。

途中駅組が合流しました。このふたり同士は初対面で、たぶんこの駅のホームにいたのは少人数だと思われ、同じような出で立ちのふたりだったのですが、列車内のわれわれと合流してからあいさつとかしていました。なんてシャイなの。

JRと、きょう歩いて帰る遍路道はほとんど平行しています。歩きの予定終点駅八十場を通過し、多度津駅に向かう途中、
けっこう距離あるなあ
という声が。改めて距離を現実としてとらえると、少し不安がよぎりました。最悪、タクシーを利用すれば、みんなに迷惑をかけなくてすむ、ただそれだけのことだと割り切って、歩けるところまで歩こうと思い直しました。



赤のラインが、JR高松駅から多度津駅です。歩くのはたぶん黄色のラインあたりです。
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昔住んだことのある、懐かしい多度津駅から6人で歩きスタートです。多度津駅の写真を撮る余裕もなく(デジカメを背中のバッグに入れていたので)、みなさんすたすた歩き始めます。

かろうじてシャッターを切りました。

JR多度津駅を出て
左側が駅です。

多度津は小さな町ですが、四国の鉄道の発祥地というか拠点というか、予讃線と土讃線が分岐する駅です。昔の機関車を展示して乗れるようになっています。(鉄道に詳しくないので間違っていたらすみません。)男性陣はみな小走りに近寄って、運転席に座ったりしてオトコノコに戻っていました。

道隆寺へ向かう

写真奥右手に写っている黒いのがそうです。

はじめからそんなことをしたら疲れませんか? 大丈夫ですか? 先は長いですよー。

第77番札所『道隆寺』を目指します。
たしか、讃岐路殺人事件(内田康夫)の冒頭シーンに登場するお寺ですよね。

道隆寺への標識

※この旅全般に言えることとして、肝心な写真を撮ってません(汗)
多度津では、マンホールのフタには桜が描かれていました。写真は撮り損ねました。桜をモチーフにした多度津町の町章は、たしか速水史郎の手によるものだったと記憶しています。そういえば速水先生の彫刻も道中のどこかで見かけました。

下を見たり上を見たりしながらてくてく歩いて道隆寺まで導かれました。昔、このあたりはよく車で通りましたが、景色が変わったのか、歩きと車では目線が違うからなのか、あまり郷愁といった感じはしませんでした。のどかで静かで、お寺独特の空間の取り方からか、普遍的な荘厳さみたいなものを感じながら、門をくぐります。

ぞうり  道隆寺門

像と屋根  屋根飾り

白梅がほっこりとかわいらしい形でほころんでいました。男性たちは鳩とたわむれてなごんでいました。

屋根飾りは蓮の花のように見えます。美しい造形ですね。

(寺社に関しても浅学ゆえ、間違い記述等ありましたらご指摘よろしくお願い致します)

何年いてもなんの事件も起こりそうにない祝日です。こんな場面を殺人事件の冒頭にもってくる内田康夫、組み合わせのセンスに感服します。

しかし、あとで調べてみると悲しい事件がもとでこの寺が建立されたようです。

天平の頃この付近は桑園であった。当地の領主である和気道隆が乳母を誤って射殺してしまったため、これを悲しんで桑の大木を切り、薬師如来を刻んで堂に安置した。これが起源である。(Wikipedia)

それよりも、八十八カ所の第七十七番札所というのをもっとPRしてウリに出せばいいのに、なんて思うのは庶民の浅知恵でしょうか。

浅見光彦が現れないかなとか妄想の世界に浸りそうになりながら、次の札所をめざします。

78番道標
先は長いです。まだ1kmちょっと歩いただけです。

道隆寺をあとにし、本日2つめのお寺、第78番札所郷照寺に向かいます。多度津から丸亀を抜けて宇多津へ、遍路道を歩きます。天候はいい感じで寒くも暑くもなく快適に近いです。

丸亀市に入り、やがてお昼近くなりました。無謀にも朝はなにも食べてなくて、お昼のうどんが楽しみです。自然と、目はうどん店を探します。さぬきの夢2000と書かれたのぼりの立てられた建物の前を通りかかりました。いや、前ではなく裏だったかもしれません。うどん店らしい雰囲気がなかったのはお休みだったからなのか、裏口だったのか、よくわからないまま通り過ぎました。

お遍路さん休憩所がありました。

休憩所  休憩所道標

隊長が腰掛けたので休憩するのかと思いきや、なんでもやってみたい精神で、ちょっと座ってみただけだったみたい。休憩所というより77番から歩いた本日のわたしたちにとっては撮影ポイントです。まだまだ休憩なくても大丈夫。それより、朝からなにも食べていないので、おなかがぺこぺこ〜。

少し進んで、歩き始めてからちょうど1時間半ほど経過。みんなも、もういよいよ腹ぺこになったようで、吟味するでもなく、入ったのは商店街にある一般店です。釜揚げを注文するつもりが、前の人につられてついぶっかけと言ってしまいました。

エライ人がお冷やを入れてくれたのに、
「冷たいのだめなので」
なんてひどい断り方! ごめんなさい! なんでありがとうと受け取れないの? ばかだ、わしは。
ていうか、普通は女子がお茶を入れたりするよね。わしって言ってるくらいおなごの自覚のないわたしであるが。

うどんの写真はありません。隊長のブログにてご確認くだされ。わたしゃ、それどころじゃなく、一気食いですよ。食べ終わってから、店内の雰囲気をカメラに収めました。ぶっかけ小300円でした。

うどん店店内  しっぽくうどん

普通のお昼ご飯ならしっぽくを食べていたところ。ちょっと残念です。一般店価格ですね、たぶん。
(うどん通でもないのにしったかぶりしてます。)

満腹、満腹。休憩時間25分くらいかな。

うどん店を出ると、東へ東へ。右手に丸亀城を見ながらさらに東へ。はじめ、メールの旅程を見たとき、お城に登るのかと早とちりしてびびってました。下で待っていようと思ってました。

隊長が写真を撮っているので、なんで今遠いところから撮るのだろうと思っていたら眺めただけで素通りなのでした。なのでわたしはここでもうっかり写真なしです。
さっきのうどん店には熱いお茶が見当たらなかったので(あったのかもしれませんが)、道ばたの自販機でお茶を買おうとして、やっぱりコーヒーにしました。そしてマイウォーターを忘れたことに今さら気づきました。忘れたというより、荷物を軽くしようという意識が強かったのかもしれません。

前を行くU氏(さきほどお冷やの件で無礼な態度をとってしまった方)から、いきなり質問タイムになりました。
「作家の京極なんとかって、名前なんやったっけ」
どうやら、さきほどの無礼はみじんも気にしてないようす。さすが太っ腹。あ、体型のことではな(後略)。

U氏「春彦か、夏彦か、夏彦やと思うんやけど」
V「夏彦は違うと思う(バッサリ)」
とまたしても無礼な対応! 世が世なら打ち首ものだ。

文明の利器を携帯している某プログラマー氏が、端末で検索にかかる。
「小説家、京極」っと。
プ「見つかりましたー、京極夏彦」
U「やっぱりー、速攻ばっさりやられたしー」
V「いんや、それはなにかの間違い。元文学少女のViju様に限って、そのような間違いアンサーはあり得ません」

プ「あ、もうひとり、京極ばななという人がいます」
V「そ、それ、わたしが言いたかったのは。(実はこのとき始めて知った名前です)ゼッタイソレ」
間違いを認めようとしない強情者。

なんでそんな質問をしたのかと聞くと、さっき通ったのが京極大橋だったから、ですって。

さてさて、そんなおばかをさらしながら歩くも、次の札所は、まだまだ遠そうです。
だんだん足が痛くなってきました。右足の指の裏に豆ができかけたようす。

わたしの右足はよくトラブルを起こします。
きょうははきなれたスニーカーにもかかわらず。
サンダルのときは右足の3本の指に豆ができました(京都宴会参加の際)。
あー、京都の件で思い出しました。
京都の件というのは、昨年の夏、同じグループで『富士登山〜温泉〜京都宴会』というイベントがあり、富士登山なんてとてもムリなわたしは、京都宴会から参加したのでした。

それで、けさJR高松駅に集合したとき、U氏が
「あれ? Vijuさん、打ち上げ宴会からの参加じゃなかったんですか? ほんとに歩くんですか?」
と言ったのだった。そうだ、そんなことがあった。よって、わたしの暴言もかまん(讃岐弁でOK)ことにする、そうする。

そんなわけで豆がつぶれたとき用に、用意周到なViju様はバンドエイドを持って来ているので大丈夫。となるはずでしたが、よく考えたら、寒さ対策のためにGパンの下にパンストを着用しているのでした。はう〜。バンドエイド貼れんやん。パンスト破こうか。

というわけで、パンスト不要。着用するならレギンス+ソックスですね。2月でも歩けば暑いのでアンダーウェアはいらないと思いますが、団体のペースが休憩が多いとかですと、寒いのはつらいですから、そのへんは適宜調整してください。>参考にしようとしている方へ。

それにしても、徒歩速度マックスに近い速さです。体感速度:4.5km/h。コンパスが小さく(短足?)、さらに、ところどころ撮影のために立ち止まります(そのわりに肝心な写真が撮れてないのはナゼ!)

そのたびに1位集団から離されていく第6位走者。
多度津から丸亀を経て宇多津まで歩き、本日2寺めに到着しました。みなさんよりかなり遅れ始めました。足が痛くなって来ました。足の裏、指の裏から始まって、このあたりではももの前面がいやな感じで張ってきました。
(だいぶ記憶が薄れてきているので、時間経過が多少前後するかもしれません)

郷照寺  一円玉

少し勾配のきつい坂を上がります。がんばってついていきます。先発隊を見失ってしまいました。
少しきょろきょろして、左手にある石段を上がりました。石段には一円玉がたくさん供えられていました。

お経ではない、なにか物語のような語りを声高に唱える人がいました。なんとか上がってみると、さらに勾配のきつい段が続いていました。
くじけそうになりながら見上げると、このくらいなら上がれると気を持ち直せる、ちょうどそんな段数です。

急勾配の石段  天井絵

天井絵アップ  香炉

天井絵は立体で、鮮やかに彩色されています。遠目でよくわかりませんが、ひとつの木の塊から彫りだしたものと思います。すばらしい仕事ですね。モチーフはすべて植物(花)です。

お線香が太めです。
電柱

遍路道は、だいたいが大きい通りの1本裏手あたりみたいでした。はじめて通る道も多かったです。でも見た事のある景色のように思えました。

男性陣は、古い木の電柱を見つけて取り囲み、写真を撮ったり、錆びた銘板の文字を読み取ろうとしたり。宇宙語(わたしには理解不能な専門用語)を交わしたりするこの団体はいったいナニモノ?
※写真を撮った時点で隊長はもはや次の行動に移っています。おーい。

また、お酒の新型自動販売機の前で立ち止まって、その機能や仕組みを解説したりする一行(またもや証拠写真なし)。理系の思考、行動は不思議だらけです。

79番案内板1  79番案内板1

79番案内板3  79番案内板4

79番案内板5  79番案内板6

お遍路さんピクトは同じでデザイン違い。赤地に白抜きバージョンと白地に赤文字バージョンとがあるのがにくいですね。

癒し系案内表示に励まされながら、痛い足に連れられて歩きを続けます。
それにしても(たけさん)の意味が最後までわかりませんでした。
なにかの指令の暗号なのか。

んなわけない。
梅の花  梅の木

まだまだ歩きます。写真がかなり手抜きになってきました。余裕の無さが現れています。

うどん看板  うどんのれん

うどん店『長楽』にて本日2食目のうどんです。即決で親しげに入店する隊長。知り合いかと思いきや、会話のようすから思い切り一見さんだ。このお店の営業時間は14時まで。片付けをしかけているところを、入らせていただきました。

写真を見ると、カンテラも消灯しているし、「本日は終了しました」って表示がありあすね。

ご一行様貸し切り状態です。みなさんまた2玉注文していました。和やかな雰囲気でうどんと遍路の話をしながら完食しました。わたしはかけ小。130円ぐらいだっけ? 記憶があやしいので間違ってたらごめんなさい。

案内板新しいデザイン


あちゃー、お遍路さんのピクトが、なんか今っぽいデザインになってしまっていますう。洗練されたシェイプなのがわたし的には気に入らないですね。たぶんですが、デザイナーの方は、クライアントの意向に逆らえなかったのではないでしょうか。でも、今っぽくしようとしてもトータルデザインされてないので、結果的に逆に田舎っぽくなってますね。(あくまで私見です。)

まつすぐ

いいなあ、これ。「まつすぐ」です。

まだまだ歩きます。気にならない程度の細い小雨がちらつきます。寒さはまったくありません。暑いくらいです。
足は、今度はひざの裏がぴきぴきしてきました。どうにも前に進まないので(正確に言うと、自分の思いの半分くらいしか前に出ない)、歩き方を変えてみました。

今まではひざの前側を使っていたのを、ひざの後ろを使う感覚。1歩を1、2とすると、今までは1に力を入れていたのをやめて、2に力を入れるという感じです、このチェンジで膝の裏の傷みは軽減しました。でもこんな不自然な歩きだと、すぐに次に別のところが痛くなるだろうなという予想はしていました。

はじめに足の指が痛くなって、へんな歩き方になってしまったのが影響していると思います。シューズ選びが大事ってことでしょうか。

もうちょっとやけん

「もうちょっとやけん」のでかい看板に勇気づけられる。
でも、もうちょっと言うて、ほんまはもっとあるんちゃん? いなかの「すぐそこ」が一山超えたとこみたいな感覚あるやん? まあ、一山はないやろうけど。そう疑ってはいたものの。

歩く。歩く。まだまだ歩く。

あのー、もうちょっとってどのくらい? まだまだ到着する気配がないんですけど。

足湯無料  足湯処

無料足湯発見。残念ながら門扉が閉じられていました。ガス会社の、喜ばれるPRですね。会社が営業中のときだけ解放されているのだと思います。

ガスタンク

今までは遅れてもなんとか信号待ちで追いついていました。しかし、この足湯を過ぎてちょっと先の交差点でついに、はっきりと遅れてしまいました。ほかの隊員が渡り切ったあと、信号が変わるまでにどうしても追いつけなくて、待ってもらうことになってしまいました。ちょっとした敗北感がありました。

なにに負けたんだろう。よくわからない。

道標

道標に励まされます。
人生にとっても、道標があればくじけそうになったとき、もう一度元気を出して目的地に向かうことができる。
改めて深く身にしみました。
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なぜか唐突にアンパンマンキャラクターが笑顔で(バイキンマンは悪その顔で)迎えてくれる派手な看板が出現。著作権的にクリアされているのだろうか。ちょっと気になるが、足が痛いので知らんぷりをする。

足が痛いだけで、体力的にはぜんぜん疲れていないのですよ。スタミナはぜんぜん大丈夫なのです。足のやつだけが悲鳴をあげている状態です。

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本日最後のお寺、第79番札所
やっとやっとたどり着きました。遠かった。
もうちょっとやないけん。

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ここがまた、少し坂を上がることになります。
もう無理ってところで、あと少しの上り坂、でも人間がんばれるものです。
ひとりだったらやめていたでしょう。ひとはなまけものです。
仲間がいることで達成できるってやつです、ほんと。


精霊宿る大木がありました。エネルギーが満ちているのを感じます。
(霊感方面も詳しくないのであしからず)

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こちらの香炉にはろうそくが3本ずつまとめて立てられています。
寺の正面になる、登ってきた反対側の坂を降りると、歩きの終点JR八十場駅です。どうにかリタイヤしないですみました。また散り始めた細い雨が祝福してくれているようです。安堵と達成感に包まれようとしていました。

そのときです。悪魔のことばが耳に入ってきました。

「電車の時間まで30分あるから、次の駅までぎりぎりけるタイミングですよ」
きょうのナビゲーター氏です。(註:とても優しい方です)

無理。ムリムリ。もう歩けません。次の駅まで歩くようなら、わたしはここからタクシーに乗ろうと思いました。いや、別にタクシーに乗らなくても残って電車にのればいいだけの話ですがもうあまり考える余裕もなかったのでしょう。(ていうかとんちんかんの早とちりはわたしのデフォでした汗)

「30分待ってもいいから予定通り八十場から電車に乗ろう」
隊長の断言に救われました。

隊長は、きっと30分をだらだらすごすのは好きではないはず。歩きもまったく苦にならないどころかもっと歩きたいはず。わたしがもう無理なのを見てそう言ってくれたに違いありません。

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八十場駅は無人駅です。このボックスの自動券売機で買います。
ところてんは八十八で、駅は八十場なのですね。


通過電車4本くらいやり過ごしました。ホームの幅が狭いので、白線の内側に下がらないとほんとうに危険です。頭髪に装着している物体が飛ばされる危険大です。ご注意ください。

実際、ナビゲータ氏がその目にあいました。ほら、悪魔のことばを発するから!(註:とっても優しい方です)。

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飛ばされた帽子はU氏に捕獲されました。
(註:ナビゲータ氏はとってもとっても優しい方で、けっして悪魔ではありません)。

これぐらい書いておけば怒られないだろう。。。
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JR高松駅に戻ってきました。7.5時間ぐらいぶり。
さて、お楽しみのプチ打ち上げです。

お店はこの場で決めます。わたしたちを置いて、隊長がひとっ走りしてくれました。

打ち上げから参加の大学生を交えて乾杯です。みんなのさわやか&おいしそうな顔が最高。

大学生に、デジカメの画像を見せながらきょうの旅を説明します。自動販売機の前でなんどか立ち止まる話もしました(写真はないけど)。
「意味がわからん」と茶化し笑い合います。

わたしはほんとは意味を知っています。
遅れた者をさりげなく待つため。

わたしたちが茶化して話していても、隊長はじめ隊員のみんなは、
「そうじゃないよ、遅れてるあんたを待つためだよ」
のことばは最後まで言いませんでした。武士並みの潔さです。

横断歩道で信号ひとつ待ってくれたときも、わたしに気兼ねをさせないように、大丈夫? とかのことばはいっさいありません。普通に別の話を続けながら、わたしが横断を終えたのを見て、追いつくまでに歩きを再開です。そもそも、歩くペースを合わせてくれようとはしません。合わせてもらったらこちらが恐縮するし、参加したことを後悔する。隊長をはじめ、みなさんの大きな思いやりの気持ちと受け取りました。

わたしの遍路には信心はありません。参拝も賽銭も納経もしません。邪道なのでしょう、きっと。自分なりの意味合いでの遍路です。
はじめての経験、たった3か寺回っただけ、距離にして15〜17kmといったところ。でも、それが信心とつながるのかどうかはわかりませんが、人間や人生の深淵を垣間見、考え、自然の摂理に想いを馳せ、多くの気づきを得た貴重な体験でした。
(たんに足の痛みと戦っただけなのを誇張して表現してみました。JARO違反的)

プチ宴会がお開きとなり、バスターミナルへ歩いてみると、ショッピング・レインボー循環バスの終バスに間に合いました。

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楽しかった遠足が終わりました。

隊長はこれが最後の遍路(結願でしょうか?)らしいですが、隊長〜、もう一度回りましょうよ。あと85か寺、歩き遍路したいです。ひとりじゃぜったい無理(わたしの場合)。

でも、ひとりじゃないんですよね。
同行二人かあ。遍路は奥深いです。
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プロフィール
Viju
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